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インフルエンザ予防接種 子供の間隔は?効果を高めるポイント!

2015年10月22日

インフルエンザ予防接種 子供の間隔は?効果を高めるポイント!

インフルエンザの予防接種は、年齢によって接種回数が決まっていますね。

接種時期もいつを1回目にするか、2回目をいつにするか迷うところです。

我が子はもう「注射=痛い」が分かっているのでこの時期が来ると、うわぁ~いつ連れて行こう…と悩みます。
毎年手帳とにらめっこ。

同じ悩みを抱えるママさんへ、私の場合も含めて
インフルエンザの予防接種の接種間隔の情報をお伝えしようと思います。

インフルエンザの予防接種 2回接種の効果とは?

そもそも13歳未満、つまり小学生までの子どもにはなぜ2回の接種が必要なの?
というところですよね。

2度も痛い思いをさせて、そして2度もお財布にも痛い思いをさせて…
(と、これは個人的な意見です)

この2回接種にはきちんと理由があるんです。

1回目を接種し、ワクチンの効果が下がってきたところで、もう一度接種すると、さらに高い効果が得られることが明らかになっています。
これはブースター効果と呼ばれているものです。

1回目を接種すると、ワクチンの効果は時間と共にどんどん上がっていきますが、ピークを過ぎると約1ヶ月前後で効果は徐々に下がっていきます。

そこで効果が完全に消失する前に2回目を接種すると、1回目の接種より高い効果が得られるということが医学的に明らかになっているんです。

これが2回目の接種の効果と2回接種する必要性です。

大人は2回接種しなくても、ある程度の免疫がついているため1回接種で良く、それでも約60%強の効果があるそうです。

でも子ども、特に一度もインフルエンザにかかったことのない場合はできるだけ2回を効率よく接種する必要がありますよ。

 

1回目と2回目の間隔は?

1回目を接種してから2回目の接種が可能になるのは1週間後です。

最短で2週間で2本を接種できるのですが、先にある通り高い効果を得るには
ワクチンの効果が完全になくなる前に接種するのが大切です。

何が言いたいかというと、1回目の接種から4週間で2回目を接種すると、一番高い効果を得られるのだそうですよ!

そうは言ってもなかなかきっちり4週間で接種できるかというと難しいですよね。

子どもの一番の敵は体調不良や病気!
接種しようとした時に37.5℃を超える熱が出たり、他の病気にかかったりなどと、親の思惑通りにいかないことも多々あります。

4週間といかなくても、できれば1回目を接種してから、ワクチンの効果が落ち始める3週間以上はあけた方が望ましいです。

私の場合は1回目から4週間で2回目の予約をします(予約のできる病院なので)。
それに向けて、子どもの体調を万全にしておけるよう、手洗いやうがい、温湿度のチェックなどの他の予防策も忘れずにやっておきます。

なーんて、偉そうに言うのですが、これがまた難しいのですよねぇ。

1回だけの効果はあるの?

どうしてもその時のタイミングで1回しか接種できなかったということがあるかもしれません。

2回接種より効果は下がるでしょうけれど、その効果が0になるという訳ではありません。

ちなみに、我が子は1回目を接種後、2回目を接種しよう!
と思った時に、なんと保育園で水疱瘡が大流行。

2回目接種の時点では特に症状が出てはいなかったのですが、実は後から水疱瘡にかかってしまっていたことが発覚!
ということがありました。

さすがに水疱瘡の疑いではインフルエンザ接種どころではないよなぁ
と思いながらも、かかりつけの先生に、水疱瘡潜伏期間の可能性があるという事情を相談したところ、免疫が付かない可能性があるとのことで迷いましたが、時期をずらして2回目を接種しました。

その時は1回目から4週間をとっくに過ぎての2回目でしたが、インフルエンザにはかかりませんでした。

たまたまだったのかもしれませんが…。

予防接種時の問診票に書いてあるように、おたふくや水疱瘡などの感染症にかかっていたり、周りにかかっている人がいるなどの潜伏期間が疑われる時には接種できないですが、ちょっと鼻水が出てる、ちょっと咳が出てるという軽症なら、自分で接種できないと判断する前に先生に診てもらってくださいね。

明らかに熱がある場合、喉の腫れがある場合、聴診器を当ててみてお腹に異常ががある場合などはもちろん接種できませんが、そうではないなら接種が可能です。

最後に

インフルエンザの予防接種は子ども場合、やはり2回接種をそして間隔は1回目から4週間あけられるように前もって、計画を立てておくのをおすすめします。

でも、もし受けられない場合でも1回でも受けておけば安心ですし、2回計画通りに受けてもうつるときはうつるんです。

あまり神経質になると、子供が急に熱を出して・・・
なんてこともあるので、あまりお母さんも必死にならないように、気を付けて受けてくださいね。

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