子供が中耳炎になると高熱が出たり痛がってとてもつらそう。
中耳炎にならないための予防法はどのようなものがあるのでしょうか。
繰り返す中耳炎の原因も気になりますよね。
そして、働いているママにとっては変わってあげたい気持ちと共に、いつから保育園に預けられるかの心配もしなくてはなりません。
そこで今回は、中耳炎にかかりやすい子供の予防法と繰り返しかかる原因、切開後いつから保育園に行かせても良いのか?
についてまとめてみました。
目次
中耳炎にかかりやすい子供の予防法は?
中耳炎は、5歳くらいまでの幼児がかかりやすく、
また一度かかると再発しやすくなると言われています。
中耳炎の原因の多くはウイルスや細菌感染にあります。
また、子供の場合うまく鼻をかめず、
鼻をすする癖がついていると余計に中耳にウイルスや細菌が侵入しやすくなり、
中耳炎を引き起こしてしまうのだそう。
そんな中耳炎を防ぐための予防法をご紹介します。
風邪を予防する!
これが最も適切な方法です。
手洗いうがいはもちろん、普段から乳製品を多くとることや、規則正しい生活をして体の免疫力を高めることが大切です。
また、体温が下がると子供の免疫力はぐっと下がってしまいます。
普段から外遊びの習慣をつけ、体を動かすことで代謝も上がり免疫力がアップしますよ(^^♪
きちんと鼻をかむ癖をつけさせる
予防していても風邪はひいてしまうもの。
鼻水をすする癖がある子供は要注意です!
子供にしっかりとした鼻のかみかたを教えてあげましょう!
子供はちゃんと鼻をかんでいるつもりでも、意外と多いのが両方の鼻で同時にかんでしまっていること。
両方の鼻で同時にかんでしまうと中耳に負担がかかりやすく、中耳炎をおこす原因になってしまいます(*_*)
鼻をかむときは片側の鼻をおさえ、力を入れすぎないようにかむことが大切です♪
まだうまく自分で鼻をかめない場合は、鼻水吸引機を使って親が吸い取ってあげるとよいです。
鼻水が出たらすぐに耳鼻科へ
風邪をひくと小児科に連れて行ってしまいがちですが、熱がなく鼻水や咳だけの症状ならば耳鼻咽喉科に連れていきましょう。
小児科では鼻水の薬が出るだけの場所がほとんどですが、耳鼻咽喉科なら鼻水の吸引やネブライザーという吸入をしてもらえます。
鼻水の症状が和らげば中耳炎にかかる可能性も低くなりますし、万が一すでに中耳炎を併発している場合も初期の段階で治療してもらえます。
鼻水=耳鼻咽喉科 と覚えておきましょう(^^♪
鼻や咳よりも熱の症状がつらそうな場合は、先に小児科にかかったほうが良い場合もあります。
中耳炎に子供が繰り返しかかる原因とは
子供が中耳炎を繰り返す原因は、子供の耳の形にあります。
子供の耳の管はまっすぐで、鼻から膿が流れやすく溜まりやすい構造なので、大人に比べて中耳炎を繰り返しやすのです。
そして、中耳炎は一度かかると完治までに時間がかかります。
耳の痛みがなくなると「治った」と勘違いしてしまい、途中で通院をやめてしまう事が、中耳炎を繰り返す一番の原因となっている場合が多いのです。
治ったつもりでも耳の奥にはまだ膿が残っていて、それがまた炎症を起こして再発…というループになります(;_;)
子供の場合、中耳炎を投薬療法で治す場合1か月~長いと3か月ほどかかることもあるので、耳鼻科の先生の指示通りに通いきることがとても重要です!
中耳炎で切開した後保育園にはいつから預けて平気?
中耳炎にかかって鼓膜を切開したあとは耳だれが出たりするので、保育園にいつから預けたらよいのか悩むお母さんも多いですね。
中耳炎は特定の病気ではないので、何日休まなきゃいけないという決まりはありません。
熱がなく機嫌も良いのであれば、切開の次の日から保育園に登園してもかまわないと思います。
ですがまだ症状が残っていると機嫌が悪くぐずることもありますし、痛みがある場合はとてもつらいのでお休みさせてあげましょう。
保育園や幼稚園に登園させる際は必ず中耳炎で治療中であることを担任の先生に伝えておきましょう!
まとめ
子供の中耳炎は一度かかるととてもつらいもの。
できるだけ中耳炎にかからないように、風邪を予防することが大切です。
中耳に負担をかけないように鼻のかみかたに気を付けたり、耳鼻科に通うようにすると良いですね。
中耳炎にかかってしまった場合はしっかりと完治するまで通院しましょう。
ほっておくと慢性中耳炎になってしまう場合もありますので、しっかりと治療をする必要がありますね。