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かかとのガサガサは水虫かも!見分け方や水虫になる原因や薬のやめ時

2016年6月24日

かかとのガサガサは水虫かも!見分け方や水虫になる原因や薬のやめ時

かかとがガサガサって水虫なの?

かゆみがなくて気がつきにくい水虫
家族が水虫だったら・・・うつるのかな?

今回は、ガサガサ水虫と水虫になる原因や
薬などについてもご紹介します。

かかとのガサガサは水虫かも? 見分け方はあるの?

かかとのガサガサは、乾燥のせい?
かかとのガサガサは、もしかしたら水虫かもしれません。

かかとの水虫は角膜増殖型水虫といって白癬菌が角質層に感染して起こります。

かかと水虫は、かかとが特にガサガサになります。
かゆみがないので、水虫だと気づかない人が多いです。

かかと水虫と角質硬化症の症状が似ている

ガアガサかかとは、水虫の症状と似ている角質硬化症かもしれません。
かかとの角質硬化症という、水虫と非常に間違いえやすい症状があります。

女性に多く、ミュールやサンダルを履いた時に、かかとをより美しく魅せるため、お風呂場でやすり等でこすっている方は要注意です。

人間が持っている基本機能の一つに、外部から刺激を受けると抵抗力を増すためもっと強くなろうとします。

角質硬化症もその一つです。
かかとをやすりなどで外部からの刺激に耐えることで、もっと硬いかかとになってしまいます・・・。

水虫について

水虫の原因は「白癬菌(はくせんきん)」というカビ菌(真菌)です。
水虫に似た症状があっても、白癬菌が原因でないものは水虫ではありません。

白癬菌は、どこにでもいる菌です。
白癬菌がいるかどうかは、顕微鏡で検査をしないとわかりません。

「水虫かも?」
と自己判断で市販の薬を使うのではなく皮膚科医の診断を受けて、ほんとうに水虫かを
確認してから治療を始めることが重要です。

水虫がうつる原因は?

水虫の原因となる白癬菌(はくせんきん)が皮膚についたからといって、すぐに水虫になるわけではありません。

皮膚についた白癬菌が、洗い流されずに高温多湿という条件になった時繁殖を始めます。
潜伏期は人によって違いがありますが、毎晩、お風呂できれいに足を洗っていれば感染は予防できます。

水虫がうつる可能性が高い場所

水虫の人が裸足で利用する浴室・銭湯・プール・スポーツジム・のバスマットにはほぼ100%、白癬菌がいます。

白癬菌は皮膚に付いた後、皮膚表面の角質層に侵入してきます。
侵入には24時間ほどかかるといわれています。

もし、白癬菌に触れた場合、せっけんできれいに洗えば感染の心配はありません

白癬菌の大好物は角質

ところで白癬菌は何をエサにして生きているのでしょうか?
水虫の場合で考えると、白癬菌は主に人や動物の皮膚やアカをエサにして生きています。

皮膚といっても正確には、皮膚の一番外側にある角質をエサにしています。
角質はケラチンというたんぱく質でできていて、白癬菌の大好物なんです。

角質は時間が経てばアカとなってはがれ落ちますが、また新しい角質も作られますから、白癬菌は新しい角質をエサにしてどんどん大きく、拡がっていくので、水虫はなかなか治らないのです。

水虫ってうつる? 予防方法はあるの?

白癬菌が最もうつりやすいのは、やはり人から人への感染です。
足の水虫の場合、水虫の人の足のアカと一緒にはがれ落ちた白癬菌を、誰かが踏んでしまったときに白癬菌は人から人へうつるということになります。

水虫の感染に気付かないという落とし穴

白癬菌が皮膚表面の角質層にいるときにはかゆみがないです。
実は水虫になったからといって必ずかゆみの症状が起こるとは限らないのです。
水虫にかかっている人でかゆみを感じる人は約10%くらいです。

水虫になっていても、かゆみがなければ治療が遅れ、その間に白癬菌は様々な感染経路を通じて感染源の人から人へ、次々とうつっていく、ということになってしまいます。

水虫の家族人がいればうつるの?

家族に水虫の人がいても、一緒に生活をしている人が必ず水虫にかかるとは限りません。

水虫というのは皮膚の角質に白癬(はくせん)菌というカビが感染して起こる皮膚病で、白癬菌が足の裏や指などに付着することで感染します。

誰かの白癬菌が皮膚に付いても発症しない場合もあるのです。
家族に水虫の人が見つかってもむやみに避けたりしなくて大丈夫ですよ。

水虫の家族の人と洗濯物をわけるの?

水虫の人が履いている靴下や水虫の人が踏んだバスマット、バスタオルなどをほかの洗濯物と避けて洗う必要はありません。
一緒に洗濯をしても白癬菌がうつることありません。

家族に水虫の人がいる家庭ではこまめに床に掃除機をかけ、マットなどは洗濯後に日光に当てて乾燥させて白癬菌を退治しましょう。

水虫の薬 やめどきっていつ?

水虫の症状が強いときは薬を塗って治療しますが、症状がなくなったとたんに多くの人が薬を塗らなくなります。
症状がなくなったように見えても、実は角質層の奥で白癬菌が生き残っているのです。

どのくらいの期間、治療を続ける必要があるかは症状や体質によって異なりますが、水虫は根気よく続ければ必ず治る病気です。
一般的に早期治療ほど、早く治ります。

おおざっぱな治療の目安としては、3年間の水虫保持者なら治療に1年半、1年なら半年、1週間なら最低2週間程度が必要です。

水虫の薬の選び方

趾間型(しかんがた) 水虫の中で一番多いのがこのタイプです。
足の指の間が赤くジュクジュクして皮がむけたり、白くふやけたようになってかゆみが出ます。

クリームタイプまたはパウダータイプが効きます。


小水疱型(しょうすいほうがた)

主に足の裏の土ふまずや足のフチに水疱ができます。
日が経つと赤くなり皮膚がむけてきます。
強いかゆみが出るのが特徴です。

スプレータイプまたはジェルタイプが効きます。


角質増殖型

足の裏やかかとの角質が厚く硬くなり、皮膚がむけてヒビ割れをともなうのが特徴です。
かゆみはない。はがれた角質が床に付くと他人にも感染させてしまいます。

クリームタイプが効きます。

水虫の薬はいつ塗るの?

お風呂で足を清潔にした後、水気をタオルでよく拭いてから塗りましょう。
皮膚がふやけている状態で塗った方が薬が浸透します。

水虫の薬の塗り方は?

患部の周りから患部に向かって“うずまき”を巻くように薬を塗ってください。
それは、水虫がひどい患部から塗り始めると、
その患部の水虫が周りに広がってしまうからです。

患部の周りから塗り始めるということを覚えておいてください。

水虫の薬を塗り終わったら?

手に白癬菌がついている可能性があります。
水虫薬を使ったあとは、手をよく洗いましょう。

症状がなくなってもすぐにやめないようにしましょう。
自覚症状がなくなってから最低で1~2ヵ月は塗り続けるようにしましょう。

終わりに

白癬菌は温度20℃前後、湿度70%の時に最も活発になります。
白癬菌を活動させないために、常に足を乾燥させておきましょう。
窮屈な靴や通気性の悪い靴はできるだけ避けてください。
湿気を取り除くために靴を陰干ししたり、5本指ソックスもおすすめです。
日頃のこまめなケアで水虫を予防しましょう。

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