実は、目から紫外線を受けると肌も日焼けするって知っていますか?
肌に日焼け止めを塗るだけでは紫外線対策ができていないのです。
紫外線対策をしたいという方は目からも紫外線対策をすることが大切です。
今回は目からの紫外線対策方法を3つ紹介させて頂きます。
目から紫外線を浴びると日焼けする?コンタクトで紫外線予防対策できるのか?
これからレジャーシーズンとなり外出する時間も増えると思います。
まず、紫外線対策として思い浮かべるのは日焼け止めではないでしょうか?
もちろん紫外線対策として日焼け止めも有効な対策法です。
しかし、肌の日焼けを防ぐには「目」からの紫外線対策も必要なんです。
目から紫外線を受けると目の日焼け、白内障の原因となります。
その他にも、脳から指令を受け、肌がメラニン色素を生成するため、
肌に直接紫外線を浴びなくても肌が黒く日焼けするのです。
肌に日焼け止めを塗り、対策をバッチリされても
目からの紫外線対策をしていないと、
いつの間にか肌が黒く日焼けしているということになりかねません。
そこで、目からの紫外線対策方法を3つ紹介したいと思います。
UVカット効果のあるコンタクトを使用する
UVカット効果のコンタクトレンズを使用するメリットには瞳に密着することにあります。
目の大切な機能は黒目に集中しています。
コンタクトレンズは、直接角膜の上にのせ、覆っているため
UVカットの効果はサングラスより高いという考えがあります。
メガネやサングラスのように隙間から紫外線が入ってくることを
心配しなくて済みますね。
コンタクトレンズのメーカー、種類によっては異なりますが、
紫外線A波を81%以上、紫外線B波を95%以上カット
できるものもあるそうです。
最近では、カラーコンタクトレンズを使用している方も多いかと思います。
普段カラコンを使用している方にとって透明のコンタクトレンズを
使用するのは抵抗ある方も多いのではないでしょうか。
しかし、カラコンにもUVカット効果のあるものもあるようです。
意外と種類も多い為、色々選ぶこともできます。
オシャレしながらUVカットができるのでいいことばかりです。
普段コンタクトレンズを使用している方は、
UVカット効果があるものか見直してみてはいかがでしょうか?
ただし、コンタクトレンズは黒目や角膜を覆うものであって、
白目の部分はケアできないようです。
なので、コンタクトレンズを使用するだけでは
完ペキに紫外線対策ができるわけではないため、そこはご注意ください!
UVカット効果のあるサングラス、メガネを使用する
紫外線対策と言えばサングラスと思う方も多いのではないでしょうか。
サングラスでも色々なタイプがあるので迷いますよね。
まずは、レンズの色です。
レンズの色が暗いほうがUVカットできそうと思う方もいるかもしれません。
しかし、瞳は暗いところでは瞳孔が開き、より多くの光を取り込むように
なるため紫外線が入りやすくなってしまいます。
いくらUVカットでも暗い色のレンズを使用していては効果が薄れてしまいます。
一方で、明るいところでは瞳孔は小さくなり、光を取り込む量を減らすという調節をしています。
なので薄い色のレンズを使用すれば、紫外線もよりカットできます。
中には透明に近い色のレンズもあるのでサングラスが苦手な方でも掛けやすいのではないでしょうか。
あとは、形、大きさです。
形は顔にフィットした形で、大きさはできるだけ大きい方がいいですね。
いくらサングラスを使用しても顔にフィットせず、ズレてきては意味ないです。
まずは、試着をしてみてズレてこないか確認したほうが良いですね。
大きさは、レンズが大きい方が目だけではなく顔からの
紫外線対策もできるからです。
大きすぎるのが苦手な方もいるとは思うので
自分のサイズにあったものを見つけると良いと思います。
サングラスを掛けるのは恥ずかしいという方もいるかと思います。
そんな方にはUVカット効果のある伊達メガネを使用するのも良いと思います。
メガネなら、仕事や外出先でも違和感なく、周りの目を気にすることなく掛けられます。
また、普段裸眼の方でも無理なく掛けていられると思います。
メガネだとレンズが透明なのでUVカットできるか不安という方もいるかもしれません。
しかし、レンズの色は暗い色よりも透明に近い方が紫外線対策ができるのです。
なのでUVカット仕様のメガネなら安心して紫外線対策ができますよ。
紫外線ケアの目薬を使用する
目薬ならメガネをかけている方もコンタクトレンズを使用している方でもできますね。
ただし、紫外線ケアの目薬であって、紫外線をカットできる目薬ではありません。
紫外線のダメージを抑制するための目薬なんです。
紫外線ケアの目薬は一般的な目薬とは違い、紫外線によって
受けたダメージをケアする成分が入っています。
紫外線を受けたことにより、充血やかゆみ、ヒリヒリした目ををケアしてくれます。
また、目の新陳代謝を高めるために、ビタミン類も配合されています。
目薬に含まれている硫酸亜鉛水和物という成分が、紫外線でうける目のダメージを抑制し、
シミの原因となるメラニン色素の生成を抑えてくれるようです。
あと、目薬選びで注意しないといけないことがあります。
目薬の成分に血管収縮剤が含まれていないことです。
血管収縮剤は主に、
・塩酸ナファゾリン
・塩酸テトラヒドロゾリン
・塩酸フェニレフリン という成分です。
なぜかというと、一時的に充血を取ってくれるという利点があるのですが、
効果が切れるとまた充血した状態に戻ってしまうようです。
そして繰り返し目薬をさすと充血が酷くなる場合もあります。
紫外線ケアの目薬は一般的な目薬よりも種類が少ないです。
その中でもオススメの目薬はタキザワ漢方の「新黄珠目薬」という目薬です。
この目薬にはメラニンを抑制する硫酸亜鉛水和物ではないのですが、
紫外線を浴びた角膜の表面を保護してくれる
コンドロイチン硫酸エステルナトリウムという成分が含まれています。
そして、血管収縮剤が配合されていないのです。
ほとんどの紫外線ケアの目薬には血管収縮剤が含まれているようなので
もし紫外線ケアの目薬をお探しのようでしたらお試しください。
まとめ
目の紫外線対策について紹介させて頂きました。
1つ対策をすれば完ペキに防げるという訳では
ありませんが、普段使用しているコンタクトレンズやメガネを
見直してみてはいかがでしょうか?
もちろん、コンタクトレンズとサングラス又はメガネを併用して
使用することが望ましいですが、どちらか1つ見直してみるだけでも紫外線対策ができます。
自分に合った対策方法で紫外線対策をしていきましょう!