乗り物酔いをする子供を連れての移動はかなり大変です。
前々から予定が決まっている場合が多いので対策はしているんですが、それでも、移動中に乗り物酔いをします。
今回は私の子供と私が実際にやっている乗り物で移動する時の対策を紹介します。
乗り物で酔ってしまった場合の対処法
酔ってしまったら何か手はないの!?と思ってしまうお母さんも多いですよね。
うちもそうでした。
数々の対策をすれども、移動中に酔ってし舞うこともあります。
こうなると子供は大変苦しいですし、なんとかして早く楽にしてあげたいですよね。
そんなときはどんな対処法があるでしょうか。
1、横にさせる
文字通り横に寝かせます。
その時頭を冷やして、衣服がきついようなら緩めてあげます。
寝かせることで同時に外の景色も目に入らないので、そのまましばらく楽にさせます。
私の場合は子供がまだ幼いので、膝の上に寝かせて頭を動かさないようにします。
頭が動くと三半規管に刺激が伝わってしまいますからね。
出来るだけ頭は固定ですよ~。
2、降りる
新幹線や飛行機、船ではどうしようもありませんが、車や電車、バスなど降りられる乗り物なら1度降りて
リフレッシュさせるのがいいですよ!
10分休憩しただけでも、とーっても楽になりますから。
もし降りられない状況なら、窓を大きく開けてあげるだけでも良いかもしれません。
私は窓を開けて、外を見るようにすると大丈夫でした。
3、ツボを刺激する
乗り物酔いに効くツボはいくつかありますが、手っ取り早くできそうなツボとして、手にあるものを2つ、紹介しますね。
1つ目は「内関(ないかん)」と呼ばれるものです。
乗り物酔い対策にリストバンドのお話をしましたが、そのリストバンドで押さえるツボがこれにあたります。
手首のシワの付け根あたりから約3センチ、大人の指だと1.5本分くらいでしょうか。
その辺りにある手首中央で、へこんでいるところにある「内関」というツボを押して揉んでみると、吐き気がおさまってくるそうです。
もう1つは「手心(しゅしん)」呼ばれるものです。
これは手のひらの真ん中です。
こちらの方が位置的にはわかりやすいような気がしますね!
ここを指やちょっと尖ったもので押してあげると乗り物酔いに効くそうです。
4、氷をなめさせる
大きな氷を口に入れて、飴のようにゆっくりと溶かすと吐き気が治まってくるそうです。
これもおばあちゃんの知恵袋のようなものかしら?
と思っていましたが、きちんとした根拠があるんです。
氷をふくむことで、副交感神経が抑制されるんだそうです。
つまり、乗り物酔いの状態で過敏になっている副交感神経を抑えて、自律神経を整えてあげるということですね。
ちなみに新幹線で乗り物酔いをする私の子供には、「う~ん、ちょっと様子がおかしいぞ」と思うあたりに
車内販売サービスの販売員さんから氷をもらいます。
アイスコーヒー用のようですが、事情を話してお願いするとサービスでいただけましたよ。
5、吐かせる
どうしても吐き気がおさまらない場合は、一度吐かせるのも手段の1つです。
こんなことを言うのは恥ずかしい限りですが、私も子供もどうしてもダメな時はトイレなどで吐きました。
するとムカムカはいったんおさまり、落ち着くことができます。
子供の場合は、嘔吐することで体力を消費して寝てしまうこともあります。
乗り物酔いをしやすい子供の場合は親子の着替え、エチケット袋など準備も大事ですよ~!
乗り物酔い対策の持ち物についてはこちらの記事を読んでください。
⇒新幹線で乗り物酔いする子供への対策は?うちで効果のある方法
最後に
乗り物酔いの症状がでてしまった場合の対処法はいかがでしたか?
それぞれ、年齢や体質によって合う合わないがあると思いますが「どうしよう」って悩むんだったら、1度試してくださいね。
私も色々試してみて、1番自分や子供にあっている対処法を探しました。
うちの子の場合は、まだ小さいので、乗り物自体に慣れていないというのも原因かもしれません。
そして、子供も不安な時に、母親である私があたふたしていると子供にもその影響があるかもしれません。
乗り物に乗る前、乗ってから、旅行前の準備など、色々対策は取れるのでお母さんも事前に対策をしてどーんと構えていてくださいね。
(お母さんが緊張すると酔ってしまいますよ)
出発前の工夫はこちらです。