和室に布団を敷いている家庭は多いと思います。
小さい子供がいるとなかなか布団をあげる時間がなくて、気付いた時には畳にカビが…!!!なんてことになるとびっくりしちゃいますよね。
ほっておくだけでカビが生えてしまう事もある畳。
そんな畳にカビが発生してしまったときの取り方を、エタノールやカビキラー、お酢の効果と共にご紹介します!
畳のカビの取り方 エタノールが効果的!
畳にカビが生えて知るのを発見したら、すぐに水拭きしてしまいそうですがこれはやめてください(*_*)
畳は吸水性があるため、水拭きは実は逆効果に。
畳にカビを発見したら、すぐに消毒用エタノールを準備しましょう!
消毒用エタノールはアルコール度数が高いためすぐに蒸発します。
このため畳が吸収することがなく、シミになる心配が少ないのです。
そしてエタノールはカビ菌を殺菌するのにとても効果的です!
この消毒用エタノールを使った除去方法をご紹介します。
エタノールを使った畳のカビの取り方
まず、消毒用エタノールのほかに
使い古しの歯ブラシやたわし、霧吹き用スプレーボトル、雑巾、掃除機を用意します。
1、エタノール液を霧吹きスプレーボトルに薄めずにそのまま入れます。
これをカビの発生した畳周辺にスプレーしていきます。
この時、エタノールは蒸発するのが早いので狭い面積で行ってください。
2、エタノールを吹き付けた畳の目に沿って歯ブラシやたわしでこすります。
強い力でこすると畳が傷むので、優しく行いましょう。
3、そのうちカビがぽろぽろと取れていきます。
それを掃除機で吸い取ります。
目に見えるカビが取れるまでこの作業を繰り返します。
4、仕上げに全面にエタノールを吹き付けて雑巾で乾拭きします。
5、部屋を換気します。
外の湿度が高い場合は、エアコンや除湿器で乾燥させましょう。
畳のカビの取り方 カビキラーは効果があるの?
カビ取りといえばカビキラーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
カビキラーはもちろんカビに絶大な効果を発揮しますが、畳との相性がイマイチなのであまりお勧めはできません…。
畳は吸水性が高いので、カビキラーなどの強い薬品も染み込みます。
そして、ふき取ろうとしてもなかなか取れません(-_-;)
カビがきれいになっても、その上に寝転んだりするのは抵抗がありますね。
ましてや小さいお子様がいる場合だと余計だと思います。
カビキラーの成分は強すぎて、畳にシミができたり変色してしまい、傷んでしまう。という事もあります。
ですので、カビキラーは畳のカビにも効果はありますが、成分が強いので安全ではない、変色や痛みの原因になることもありますので極力安全な成分のエタノールでカビを除去する方法をお勧めします。
畳のカビにはお酢も効果的!
昔から、おばあちゃんの知恵として畳にカビが生えてしまった時はお酢がいい!と聞いたことはありませんか?
お酢は酸性なので畳に優しく相性の良いものです。
すでに生えてしまったカビを取るのには効果は少ないのですが、お酢を使うことで、漂白効果や殺菌効果が期待できます♪
また、小さいお子様がいる家庭でも安心して使えるところも良いですよね。
お酢はカビ取りよりもカビ予防のために使用することをお勧めします!
その方法は、バケツに貼った水に大さじ2~3杯お酢を入れて混ぜ、雑巾をつけて固く絞り、畳の目に沿って拭いていきます。
仕上げにからぶきして乾燥させれば完了です♪
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まとめ
いかがでしたか?
カビが生えてしまったときは迷わずエタノールを使いましょう!
カビキラーは変色の心配があるので避け、その後の予防法としてお酢を使った拭き掃除をお勧めします(^^♪
カビの発生を防ぐために、こまめな換気や湿度を調整することも忘れずに行ってくださいね。