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花粉症を食べ物や飲み物で撃退しよう!悪化させる食べ物もご紹介

2017年2月23日

花粉症を食べ物や飲み物で撃退しよう!悪化させる食べ物もご紹介

花粉症でお悩みの方にはとても辛い時期ですよね。
色々な対策をされている方も多いと思います。

今回はその中でも食べ物、飲み物での対策、逆に悪化させてしまう食べ物について詳しくご紹介しますので今日から意識してみてくださいね。

花粉症対策で効果的な食べ物は何がある?

生活する上で食事って重要ですよね?
食事を見直すことで花粉症の症状を緩和できるって知ってましたか?
花粉症に効く主な成分は、乳酸菌、ポリフェノール、DHAなどがあります。
特にポリフェノールには、抗酸化作用を持っており、健康に害となる活性化酸素を排除してくれます。

まずは、花粉症対策として効果的な食べ物を紹介させて頂きます。

ヨーグルト

花粉症対策として定番なのはヨーグルトですよね。
食べるタイプや飲むタイプがあるため摂取しやすいですよね。
乳酸菌で腸内環境を整えること、免疫バランスを整えることが重要なんです。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、体を外部からの侵入者(菌やウイルスなど)から
守る働き(免疫)のバランスを保ってくれると言われています。
なので花粉に対する体のアレルギー反応の抑制が期待できます。量としては1日200gほど食べると良いみたいです。

ただし、食べてすぐ改善される訳ではありません。
継続して毎日食べるから良いのであって継続しないで、花粉症の時期だけ食べるのではあまり効果がないようです。
また、食べる時は食後に食べることをオススメします。空腹時には胃酸が強く、乳酸菌にとっては良くない環境なのです。
乳酸菌にしっかり働いてもらうためにも、毎日食後に継続して200gほど食べることが1番のオススメです。

レンコン

私はレンコンが花粉症に良いということは全然知りませんでした。

レンコンには花粉症などのアレルギーを引き起こすIgE抗体を抑えてくれる成分がたくさん含まれています。
ポリフェノール、ムチン、タンニンという成分です。また、食物繊維豊富なため腸の働きを良くしてくれます。
特に皮にはポリフェノールがたくさん含まれているのでできれば皮を剥かずに食べるのがオススメです。
1日20~30gを目安に食べると良いみたいですね。

毎日継続して食べるのは料理のレパートリーも限られますよね。
レンコンパウダーというものがあるので、そういったものを取り入れると、毎日継続して食べられそうですね。
レンコンパウダーなら1日3~5g摂取すれば良いようです。
料理の中に入れたり、ヨーグルトに入れたりすれば意外と摂取できそうです。

バナナ

ネットでは「バナナは花粉症の症状を緩和する」、「花粉症の症状を悪化させる」と、どちらの意見も存在します。
どちらが正しいのでしょうか?

セロトニンは、花粉症の症状を引き起こす化学物質です。
セロトニンを多く含むバナナをたくさん食べることで、体内に花粉症の原因となるセロトニンが増えてしまうので、
花粉症の症状を悪化させるという意見があるようです。
ただし、筑波大学の研究により、バナナには花粉症のようなアレルギーを抑える作用があるという研究結果が出たようです。

なので、バナナは花粉症の症状を緩和することができるようです。
バナナには、ポリフェノールが含まれていて、免疫バランスを高める働きがあります。
あと、バナナに含まれるビタミンB6が、くしゃみに効果があると言われています。
1日約2本(200g)を摂取するのがいいと言われています。

バナナは南国生まれの果物で、体を冷やす作用がありますので、食べ過ぎないように気をつけましょう。
冷えも花粉症には良くないようです。
なので、焼きバナナにすると体を冷やす作用が弱まるのでいいですね。
あとは、ドライフルーツになったバナナもオススメです。

魚介類(青魚)

アジやサンマやサバ、イワシなどの青魚には、DHAが多く含まれています。
DHAはアレルギー体質の改善に大きく貢献してくれます。

魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は、免疫の働きを正常にしてアレルギー症状を抑えてくれます。
イワシやサバにはビタミンDが豊富に含まれています。このビタミンDには花粉症の症状を和らげる効果があると言われています。
ビタミンDは青魚に多く含まれるEPAとDHAの作用を高め免疫機能を高めてくれます。

青魚以外にも鮭には花粉症に効くと言われているビタミンDが多く含まれているので
青魚が苦手な方でも摂取しやすいのではないでしょうか。
魚なら一食は魚メインの料理にすれば簡単に摂取可能ですね。

梅干し

梅干しに含まれる梅肉エキスにはヒスタミンを抑える効果があります。
ヒスタミンのせいで起こるアレルギー症状を抑えるのには、抗ヒスタミンという物質が使われますが、
梅にはこの抗ヒスタミン剤と同じような働きがあるようです。

梅肉なら料理に入れたりでき、摂取することも簡単ですよね。
すっぱいのが苦手な方には、はちみつ梅や梅丹というサプリメントで摂取することもオススメです。

ブロッコリースプラウト

ブロッコリーの新芽ですね。花粉症などのアレルギーを引き起こすIgE抗体の増加を抑制する成分が含まれています。
なんとその成分は、ブロッコリーの20倍含まれているそうです。

ブロッコリースプラウトは、加熱しないで生のまま食べるのが一番効果的です。
その効果は3日持続し、1回20g程度の量を食べると良いとされています。
他の食べ物とは違い毎日食べなくても効果があるというところがいいですよね。
3日に1回、サラダに入れて食べれば簡単に摂取できいいですよね。

花粉症対策で効果的な飲み物は何がある?

飲み物なら食べ物よりも気軽に摂取できそうな気がしますよね。
では、次に花粉症対策として効果的な飲み物を紹介させて頂きます。

緑茶


緑茶にはポリフェノールが多く含まれています。そして、ポリフェノールのひとつであるカテキンが含まれています。
カテキンには、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンが過剰になると、それを調整する作用があると言われています。
緑茶に含まれるポリフェノールの一種のカテキン類にアレルギーを抑える効果があるといわれているのです。
皮膚や粘膜を保護する働きと殺菌作用もあり、速効性もあるため良いことばかりですね。

ただ、花粉症対策では1日に10杯(2リットル)以上飲まなければ効果が無いようです。さすがに10杯はキツいですよね。

ですが、緑茶の中でもべにふうき緑茶というものがあり、花粉症対策にはとても有効と言われています。
べにふうき緑茶にはカテキンの中でも、他のお茶にはあまり見られない特殊な種類の茶カテキンを多く含んでいるようです。
その成分はメチル化カテキンという成分なんですが、3~4時間体内に留まってくれるそうです。
べにふうき緑茶の最も効果的な飲み方は、粉末タイプのべにふうきを1回当り1g入れ、一日に4~5回を目安にこまめに飲むことです。

緑茶を飲むよりも簡単に摂取でき、良いことばかりです。
また、速効性もあるため症状がある場合でも効果が出る場合もあるようです。
ですが、渋みが強いようなので苦手な方もいるかもしれないですね。
渋みが苦手ではない方なら、花粉症シーズンだけでも、べにふうき緑茶に変えてみるのはいかがでしょうか?

甜茶

タンニンのひとつである甜茶ポリフェノールが豊富に含まれていて、
鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの原因となる、ヒスタミンの分泌や炎症を抑える効果があります。
また、目の痒みの原因となるシクロオキシゲナーゼという酵素を抑制する効果もあります。
抗アレルギー作用があっても、副作用もないと言われ安心安全な花粉症対策として注目されています。

甜茶は漢方で、即効性はないため、花粉が飛来する前から飲み続ける方が効果があります。
1日120mg摂取すればいいそうです。また、一気に飲むのではなくこまめに、1日3、4回程度に分けて飲むと効果があるようです。
ただ、飲んだことは分かるとは思いますが甘みが強いです。
苦手な方もいるとは思いますが、慣れれば飲めないことはないです。

また、甜茶の中でもバラ科のみ花粉症に効果があるようです。
バラ科の甜茶は甜葉懸鈎子と言うので選ぶときには表示をよく確認してから買う様にして下さい。

 

ルイボスティー

ルイボスティーは、美容に良いので有名ですが、花粉症やアトピーなどにも有効なようです。
ハーブの一種であるルイボスティーは、南アフリカ共和国、セダルバーグ山脈の高原地帯のみに自生しています。

SOD酵素様物質には高い抗酸化作用があり、体内の免疫力を高めることにより、
花粉症などのアレルギー症状・アレルギー反応に対する制御力を高める効果があります。
また、ポリフェノールの一種であるタンニンも少ないので、服用している薬が効かなくなるということもありません。

1日に2杯から3杯以上摂取すればいいそうです。
ノンカフェインですので、妊娠中の方や授乳中の方、小さなお子様も安心して飲むことができますね。

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花粉症を悪化させてしまう食べ物とは?

花粉症対策に効く食べ物、飲み物について紹介しましたが、
逆に花粉症を悪化させてしまう食べ物とは何があるでしょうか?
せっかく花粉症に効く食べ物を摂取しても、悪化させてしまう食べ物を食べていたら効果がなくなってしまいますね。
症状をより緩和させるために、悪化させてしまう食べ物について紹介します。

生のトマト

花粉症のときに、かゆみや刺激を感じる成分のヒスタミンがトマトには多く含まれています。
生のまま食べると症状を悪化させる可能性があります。
加熱したり、煮込むことで問題なく食べることができます。
加工されたトマトは花粉症には良い食べ物です。

花粉症シーズンにはトマトは生ではなく加工して食べると効果的です。

牛乳

牛乳に含まれるたんぱく質を体が十分に分解できないまま吸収されると、アレルギー反応を引き起こしてしまうようです。
免疫システムに作用してアレルギーを抑える力を弱めてしまうことがあるようです。

低温殺菌牛乳を飲んでみるといいかもしれません。
たんぱく質が変化するのを防ぐ為に、低温で殺菌してるため、
たんぱく質は有効な形のまま残る為、アレルギー反応が出にくいと思います。

ファーストフード

ファーストフードにはトランス脂肪酸と呼ばれる油脂を使って調理されることが多いです。
トランス脂肪酸には、ラード、ショートニング、マーガリン、加工油脂に多く含まれています。
このトランス脂肪酸は免疫機能を低下させる食品とされています。

外食の中でも手軽に食べれるので利用している方も多いですよね。
花粉症以外にも体には良くないと言われている為、少しずつ控えていくといいかもしれません。

アルコール

お酒・アルコールが体内に入ることで、アセトアルデヒドという成分が体内で増えます。
このアセトアルデヒドは花粉症の最大の敵であるヒスタミンの増加を促します。
特に日本酒やビールに含まれるアセトアルデヒドが鼻の症状を悪化させます。
しかし、赤ワインにはポリフェノールが含まれており、花粉症を改善させるとも言われています。
ただし、飲む量には注意が必要ですね。

毎日晩酌している方には辛いとは思いますが、
この時期だけは少し飲む量を減らしてみるといいと思います。

砂糖

砂糖を食べることは花粉症をひどくする原因となります。甘いものが好きな方には辛いですよね。
砂糖により体内のヒスタミンの量が増えてしまいます。
ケーキやお菓子、ジュースなどに多く含まれていますよね。

砂糖の中でも白砂糖は花粉症には良くないそうです。
なので料理する際は、はちみつや黒砂糖に変えてみると良いと思います。

小麦粉

小麦粉自体には問題は無いようですが、小麦粉を輸入するときに使われる防腐剤や殺虫剤などの薬品が体に良くないと言われています。
パンやパスタ、うどんなどに多く含まれていますね。
主食の為食べないということは無理かもしれませんが、なるべく食べるのを避けると良いですね。

香辛料

香辛料を食べると血行が良くなりますが、鼻の粘膜にある毛細血管が充血して鼻炎症状がひどくなることがあります。
刺激で鼻水、涙が出やすくなり、症状が悪化するようです。
なるべく、唐辛子やカレーなど香辛料が多く含まれる食べ物は控えたほうが良さそうです。

まとめ

花粉症に効く食べ物、飲み物、悪化する食べ物について紹介させて頂きました。
花粉症に効く食材を全部取り入れるということは無理かと思いますが、
まずは悪化する食べ物を控えるというところから始めてみるのもいいかもしれませんね。

あまり食べてはいけないと制限をかけると、ストレスになってしまうと思いますので
少しずつできることから始めてみましょう。
なるべくバランスの良い食生活を心がけ、花粉症の症状を緩和させていきましょう!

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