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手湿疹が悪化する5つの原因&手湿疹を早く治す方法とは?

2017年2月28日

手湿疹が悪化する5つの原因&手湿疹を早く治す方法とは?

手湿疹で悩んでる方多いのではないでしょうか?
水仕事をする主婦の方、美容師、調理師の方、特に悩んでいるかと思います。

すぐ治ると思い放っておくと余計悪化し、痒かったり、ヒリヒリして痛く辛いですよね。
薬を塗ることが一番治りが早いかと思います。
しかし、薬を塗るだけでは治らない場合もあります。手湿疹には様々な原因が考えられるからです。
原因を知り、それに対して改善していくと更に効き目があるかと思います。

そこで、今回は手湿疹の原因、日常生活でできる手湿疹の予防対策についてご紹介させて頂きます。

手湿疹が悪化する原因とは何か?

毎日水仕事をする主婦の方や調理師、美容師の方などに見られる強い手荒れを主婦湿疹(手湿疹)といいます。
乾燥する時期は特に酷くなる方も多いのではないでしょうか?

手湿疹は大きく「乾燥型」と「湿潤型」の2つのタイプに分けられます。
乾燥型は皮膚がカサカサし、ひどくなるとひび割れが生じることがあります。
皮膚が硬くなったり、指紋が消えたりするなどの症状もみられます。
個人差はありますが、利き手の親指、人さし指、中指などよく使う指先から症状がはじまることが多く、次第に手のひら全体に広がっていくこともあります。

一方、湿潤型は小さな発疹や水ぶくれができるのが特徴です。指の腹や手のひらから発症することが多く、手の甲にも症状がみられます。

手湿疹の原因とされるものには環境や状況様々なことが関係しています。今回はそのことについてまとめてみました。

原因①:体質

同じ生活環境でも手湿疹になる人とならない人がいます。手湿疹になるならないは体質によっても影響されることがあります。
皮膚が乾燥しやすい乾燥肌やアトピー体質の方は手湿疹になりやすいです。
特にアトピーの方は普通の方と比べると皮膚のバリア機能が弱いため、水やシャンプーなどの外からの刺激に影響を受けやすいため手湿疹になりやすいです。
体質的に手湿疹になりやすい方は保湿ケアを怠らないことが大切です。また、乾燥しやすい状態を作らないように意識することが必要です。

原因②:環境

食器洗いや掃除などの家事、美容師や調理師などの水を扱う仕事に携わっている方が手湿疹になりやすいです。
一日中水に触れていると手の皮脂が奪われていき、潤いを保つことが難しい状態になるため手湿疹になってしまいます。
水仕事をしている以上、あかぎれは仕方がないと半ば諦めている方も多いかもしれません。
手湿疹は、水仕事をする人の職業病と言えるかもしれません。

原因③:日用品

手湿疹になる原因は水だけではありません。
例えば、食器洗いに使う洗剤、ハンドソープ、シャンプーやボディーソープなども手湿疹の原因となります。
これらの洗剤類は油汚れを落とすことに優れている反面、手を保護している皮脂も一緒に落としてしまうため手湿疹の原因となってしまいます。

また、布や紙、ゴム製品を触る機会が多い人も、手や指先の水分や皮脂を奪われるため、手湿疹の原因となってしまいます。
パソコンのキーボードを一日中触っている人も同様です。
これらは、毎日使用することで、日用品に含まれている合成化学物質が、微量ながらも体内に蓄積されてしまいます。

原因④:食生活

食べ物と手湿疹のは何が関係するの?と思う方もいるかもしれません。
食品には沢山の化学成分が含まれています。農薬や添加物ではなく食品そのものに含まれている化学成分で、その中には肌に痒みを引き起こしてしまう食品もあります。
肌に炎症が強く出ていて過敏性が高まっている時や体調が悪い時に食べれば、痒みが増幅することがあります。
より自然に近い食材を意識して食事に取り入れるようにすると、長期的には改善が期待できそうです。

原因⑤:ストレス

ストレスは、体の免疫力を低下させると言われています。
ストレスがたまると、自律神経が不安定になり、血行も悪くなるため、肩こりや円形脱毛症、頭痛、腰痛などのいろいろな症状が現れます。
そして、ストレスにより血行が悪くなり代謝機能が低下すると、肌のターンオーバーも乱れ、皮膚のバリア機能も低下します。

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手湿疹を早く治す方法とは?

手が痒かったり、あかぎれ等で痛かったりし、仕事や家事に集中できないことありませんか?
無意識に掻いて症状を悪化させてしまっていることもあると思います。
適切に対処することで手湿疹は改善することが出来ます。
今回は手湿疹を早く治すための方法をご紹介します。

保湿をする

手がカサカサで乾燥してかゆみも止まらないという方は乾燥を防ぐことで、手のかゆみを抑えることができるかもしれません。
手は汗腺から分泌される汗だけで潤いを保ち、体の他の部分とは違い、皮脂を出す毛包や皮脂腺がないため乾燥しやすいです。
手が皮脂を失い、乾燥するとバリア機能が低下し、外部の刺激を受けやすくなります。
このときにヒスタミンという物質が分泌されます。このヒスタミンが手のかゆみの原因なんです。

そのため、まずは乾燥を防ぎ、手に潤いを与えることが重要です。
手湿疹を予防するために1番大切なのは保湿なのです。手湿疹の乾燥型の方には1番の予防法と言えます。

水仕事、夜寝る前には保湿力に高いハンドクリームを使用し、ケアすることをオススメします。
ハンドクリームでよく「尿素」と書かれていますよね。
尿素は手に出来た固くなった角質を柔らかくしてターンオーバーを促すという効果があります。また、保水力も強いため手荒れには効果的です。
しかし、尿素は刺激が強いため、ヒビやあかぎれといった皮膚が弱った状態のときに使うと、逆に肌のバリア機能を奪ってしまうことがあります。

手湿疹の症状に合ったハンドクリームを使用しないと、かえって悪化させてしまうこともあるので注意しましょう。

食器洗剤やシャンプーを見直す

洗剤には洗浄力が強く油汚れを落とすのに最適ですが、手の皮脂まで奪ってしまいます。
ドラッグストアー等で手や肌に優しい洗剤が売っています。
洗剤やシャンプーを肌に優しいものに変えるのも早く治すためにはいいと思います。

睡眠不足や食生活などの生活習慣の見直し

特に睡眠不足は肌に与える影響が大きいです。手湿疹を改善するためには睡眠時間を確保する必要があります。
また、無理なダイエットをしている場合は、食生活の乱れも影響します。脂分を極端に抜いたり、肉などのタンパク質の不足は肌荒れに影響を与えます。
睡眠時間の確保やバランスの取れた食事も手湿疹の予防、対策に欠かせません。

水仕事のときは手袋を着用する

食器洗いなど水仕事をする際には、手袋を着用することで、水に直接触れずに作業が出来るため手湿疹予防に繋がります。
あかぎれの症状がみられる場合には、痛みが軽減できます。

手袋でもゴム手袋が良いです。
手湿疹が悪化し過ぎている場合には、綿でできた薄手の白手袋をしてからゴム手袋をするようにしましょう。
手袋を使用する場合は手袋をこまめに洗わないと細菌がつくため注意が必要です。

水仕事をするときは熱湯を使用しない

油汚れをスッキリ落とすためには、熱いお湯は便利です。しかし、油汚れがスッキリ落ちるのと同時に、手肌の皮脂も落ちてしまいます。
35℃以上のお湯だと皮脂が落ちやすいと言われています。
なのでどうしてもお湯を使わなければならない場合は30℃前後のぬるま湯を使うこと良いと思います。
これは食器洗いをするときだけでなく、毎日の洗顔や入浴時にも注意が必要です。

私は、お湯の場合ヒリヒリ痛むこともありましたが、ぬるま湯に変えてからは痛むことも無く症状が少し治まりました。

まとめ

手湿疹の原因、対策方法について紹介させて頂きました。
水仕事をするまで手湿疹に悩むこともありませんでした。
実際になってみると、とても辛いですよね。

主婦の方は必ず悩むのではないかと思います。
対策も簡単にできることばかりなので1度試してみてください。

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