女性の方は30代後半になってくると、更年期という言葉が気になってきます。
言葉だけは知っているけど、どのようなものか、いつごろからなるのか
詳しく知りたいけど何となく人には聞きづらい更年期についてお伝えしますね
目次
更年期障害かも?女性のその症状は?チェックしてみましょう。
更年期になると卵巣の機能が低下するために女性ホルモンである
エストロゲン(卵胞ホルモン)が低下します。
エストロゲンは女性らしい体を作るほか、自律神経を整えたり、血管収縮を抑制する働きがあるので、分泌が少なくなることにより様々な症状をもたらします。
月経不順だけではなく、身体的な症状もみられます。
ホットフラッシュ
更年期特有の症状で、顔や首、背中など上半身のほてりや季節を問わず汗をかきやすくなります。
体温が急にあがるので、寝汗をかいて起きたり、10分ほど動いただけで汗がふきだしたります。
めまい
血管の収縮や拡張が制御できなくなるため、立ち上がったときや体の向きを変えたときにめまいがします。
首や肩の凝り
もともと首や肩が凝りやすい方は、更年期になると自律神経が乱れるためさらに凝りやすくなります。
こうした身体的に症状が表れるだけではなく、いつもと変わらない事でイライラしたり、眠れなかったりと精神的な症状も出てくることもあります。
更年期障害は3/4程度の人に見られる症状で、エストロゲンの減少が急に減ったり徐々に減ったりと、人によって分泌の減少に違いがあるため症状を実感する差がでます。
更年期障害 女性だと年齢はいつから始まる?
更年期とは閉経をはさんだ前後5年の期間をいいます。
日本人の平均的な閉経年齢は50歳と言われており、一般的には45歳から55歳が更年期ということになります。
しかし早い方は30代後半で、遅い方だと60代と更年期障害の症状の出る年齢は幅があります。
初期症状として生理の変化が挙げられます。
決まっていた生理の周期が40日になったり、20日で来たりと生理の周期リズムが分からない状態になります。
また、生理期間の経血も経血量が減ったり、少ないまま長期間続いたりします。
ちなみに最近20代~30代の若い女性でストレスやダイエットなどによる自律神経の乱れによって、「若年性更年期障害」と呼ばれる症状もあります。
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更年期障害になった場合の女性が改善対処するには?
長く続く更年期ですので、少しでも症状を和らげましょうね。
ウォーキングやストレッチなど運動をする
汗をかくと体温調整をする自律神経の働きを高める事ができます。
軽い運動を続けることでより高めることが出来るので、ハードな運動ではなく、ゆっくりとした呼吸を乱さない
ウォーキングやサイクリングなどが適しています。
体力が低下している高齢の方や時間が取れない方は、室内でストレッチをしたり屈伸運動をするだけでも効果があります。
夜寝床につく1時間くらい前に行うと、心身の緊張がほぐれて質の良い眠りがとれやすくなります。
大豆をとる
大豆に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンに似た作用があります。
とはいっても、大豆を使った料理を毎日作るのは大変ですが、納豆や大豆飲料、お豆腐に油揚げなども大豆を含む食品を使うと、それほど悩むことなく摂れますね。
カフェインをとらない
カフェインや刺激物、アルコールやたばこは自律神経を刺激してしまいます。
ストレスにならない程度に控えましょうね。
まとめ
更年期障害と一口に言っても症状は人によって様々ですし、他の病気が隠れている場合もあります。
婦人科に行けばホルモンの数値を検査することで診断ができ、また、症状を和らげる治療をしてもらえます。
辛い場合は歳だからと我慢せずに病院にいきましょうね。