1歳1か月の息子が中耳炎に。
きっかけは少量の鼻水がでるのみの風邪からでした。
鼓膜切開を行った経緯、鼓膜切開後の過ごし方についての体験談です。
お風呂に入る際の注意点や、完治までの期間について先生に教わったこともまとめていきます。
目次
中耳炎に赤ちゃんが…鼓膜切開までの流れとその後
耳鼻科に受診するまでの経緯
初めは少量の透明な鼻水が出る程度の風邪だったので、かかりつけの小児科でシロップをもらい、いつも通り生活していました。
ところが、いつもは3日程度で治まるはずの鼻水がなかなか治まらず、それどころか緑っぽい黄色っぽい、粘度の高い鼻水に…。
そしていつもに比べてよく泣いていました。
熱はないのに一日中ぐずったり、おもちゃを投げたりで機嫌が悪い((+_+))
これはおかしいと思い、耳鼻科を受診しました。
中耳炎と診断、鼓膜切開を進められる
鼻水を吸引してもらったのですが、先生が鼻水をみて「あら~こりゃ中耳炎だろうね~」と一言。
耳を診てもらい、はやり中耳炎だと診断されました。
「鼻水がうまく出せなくて、耳の奥にたまって膿んでいます。」
「圧がかかってつらい状態。」
「鼓膜を切開して膿を出した方がいいよ。」
針のような器具を使って鼓膜に小さな穴を空けると説明されました。
そこから膿を吸い出して、ガーゼで蓋をするそう。
実は上の子も中耳炎にかかったことがあり、その時は抗生物質を飲んで治したので今回も薬ではだめなのか?と聞きましたが、切開した方が圧が抜けて早く楽になるよと言われたので、先生のおっしゃるとおりに鼓膜を切開してもらうことになりました。
鼓膜切開。そしてその後
息子を抱っこして診察台に座ります。
体を抱っこの状態で押さえ、足を股の間に挟むように言われました。
そして上から看護婦さんがしっかりと顔をおさえます。
息子は身動きが取れずに大声で泣き叫んでいました(;_;)
先生も看護婦さんもなれているようで、ほんの5秒ほどで両耳の切開と吸引が終わりました。
診察室を出てもしばらく泣いていた息子でしたが、徐々に痛みが引いてきたのか、10分ほどで落ち着きました。
次は3日後に来てくださいとのことで、炎症を防ぐための抗生物質ともしものための痛み止め、鼻水の薬の追加をもらって帰宅しました。
翌日、耳から血が…
先生から、血や耳だれが出ることがあると説明は受けていましたが、帰宅後すぐは特に耳だれが出ることもなかったので安心していました。
その日は早く就寝。
鼻も耳もだいぶ楽になったみたいで良く寝てくれました。
が、寝起きに布団を見てびっくり。
シーツに血が…寝起きだったので衝撃的でした(*_*;
その後は血も治まったので、寝てる間に圧がかかってしまったのかなと思います。
本人はけろっとして元気に歩いていました。
痛みはひいたようなので、安心しました(^^;)
中耳炎の赤ちゃんとのお風呂で気を付ける事は?
先生からお風呂について説明を受けました。
・熱があるときは入浴しない。
圧が高まってしまうので熱がある場合は入浴しない方が良いそうです。
・熱がなければシャワーも、湯船につかっても良い。
でも耳に水が入らないように注意すること。
耳に水が入らないように気をつければ入浴はOKとのことでしたので、うちは注意しながらお風呂に入れました。(お風呂大好きな子なので…)
長湯は良くないかなと思ったので温まる程度にしました。
・お風呂上りに耳掃除などはしないように。
耳掃除は絶対にしてはいけないそうです。
耳に入れたガーゼが取れてしまったときはそのままでよいとの事。
中耳炎の完治までの期間は?
中耳炎は、抗生物質での治療法もあることや、症状によって完治までにかかる期間がかわるそうです。
鼓膜切開をすると早く完治するみたいで、大体1週間前後と説明を受けました。
自己判断で治ったと思い途中で通院をやめてしまうと、再発する恐れもあるので先生の指示通りに通うことが大切です。
まとめ
なんてことない鼻風邪からなってしまった中耳炎。
赤ちゃんは鼻水を外に出せないので中耳炎になりやすいそうです。
鼓膜切開と聞くとなんだか怖いような気がしてしまいますが、治りも早く、赤ちゃんへの負担も少なく済むならよい治療法だと思いました。
中耳炎は一度なるとくせになりやすい、と言いますし、今後は少しの鼻水でも耳鼻科にかかり早めに対処できたらと思います。