美容

紫外線対策と方法!日焼け止めの選び方や成分&ぬり方のコツとは?

2016年3月27日

紫外線対策と方法!日焼け止めの選び方や成分&ぬり方のコツとは?

紫外線対策はいつから始めればいいのでしょうか?
紫外線は5月から増え始め、6月には真夏とほぼ同量になります。
基本の対策は外出するときに、日傘や長袖を着用して出来る限り
日焼けを避ける事です。紫外線からのダメージを最小限に抑える事で
シミやしわの予防につながります。

今回は、紫外線対策の方法と日焼け止めの成分 塗り方のコツをご紹介します。

紫外線対策の方法

紫外線は肌に悪いといわれていますが、100%防ぐ事は出来ません。
ちょっと洗濯物を干すだけ、ごみを出しに行くだけ・・・
このちょっとでも紫外線を浴びてしまいます。

紫外線の種類

波長や長さによって A波UVーA B波UVーB C波UVーC
に分けられます。
地上に届くのがUVーA UVーBの2種類です。
紫外線の約9割がUVーAです。
窓ガラスも突き抜けるので 車の運転や助手席も注意が必要です。

UVーAは、肌の真皮にまで届き、肌のハリや弾力に大切な
コラーゲン線維・エラスチン線維を切断させて、
シワやたるみの原因になります。

これが「光老化」なんですね・・・

UVーBは、オゾン層の増減により、地上に届く量が変わります。
海水浴などで肌が赤くなる日焼けをします。
(サンバーンと言います)
7月8月に多く、大量に浴びると免疫力の低下や、
皮膚ガンや白内障を引き起こす恐れがあります。

紫外線が多い時間帯

朝10時から夕方4時頃までが1日で紫外線が
強い時間帯です。
その中でも12時半ごろが1番高くこれをピークに
だんだんと紫外線は減っていきます。

紫外線による肌の乾燥

肌はもともと保湿成分を持っています。
ところが紫外線にあたると、肌の外側の角質層がダメージを
受けて保湿機能が落ち、肌の水分が奪われます。

また暑い時期になるとエアコンの使用でさらに、肌を
乾燥させるという悪循環になりますね。
肌の表面だけでなく深層部の乾燥もあるので浸透しやすい
スキンケアが必要です。

 

日焼け止めの選び方と成分について

日焼け止めには大きく「紫外線吸収」と「紫外線散乱」
に分かれます。

紫外線吸収剤とは?

肌の内部に紫外線が入らないように、表面で吸収
してしまうもの。
紫外線防御力が高い。
SPF値の高い製品には必ず入っている成分。
肌への負担が大きい。

紫外線散乱とは?

紫外線を乱反射させて、内部への侵入を防ぐもの。
特殊なカッティングを施した粉体が、入ってくる
紫外線を散乱させる。
赤ちゃん用の日焼け止めや敏感肌用の製品の多くで
使用されている。
最近はノンケミカルと表示されている。



日焼け止めとファンデーション

日焼け止めとファンデーションどっちを先に塗るの?

日焼け止めの目的は、紫外線から肌を守る事。
化粧下地を使う場合は 肌とファンデーションのなじみを良くして
付きや持ちを高める効果があるので
化粧水 日焼け止め 化粧下地 ファンデーション
の順番になります。

最近は下地に日焼け止め効果があるものも出ていて、
便利ですね!

日焼け止め SPFとPAって何をあらわしているの?

SPFとは、Sun Protection Factor
(サン プロテクション ファクター)の略
紫外線防御指数とも言います。

日焼け止めにはSPFとPAという表示があります。
紫外線のUVーA波とUV-B波というのがあり、
A波はすぐ、B波はゆっくりとお肌にダメージを与えます。

SPFはA波に、PAはB波に対する抵抗力をあらわしています。
SPFは50までの数値で、PAは+、++、+++の三段階で表示されます。
どちらも多いほど効果が高いという事です。

SPFの数値1単位は、時間で20~25分です。
つまり、SPF1は日焼けするのを何もつけない状態より
20~25分遅らせるという意味です。

ですからSPF10は、20×10で200分、約3時間~4時間は
日焼け止め効果があるということになりますね。

SPFに対する量は?

ここからが重要ですが、この時間の目安は日焼け止め化粧品を
1?当たり2mgずつ皮膚に塗ったときの値です。

「こんなに塗るの~?」っていうぐらいの量です!

顔のシートマスクの面積400?で 顔の日焼け止めの必要量を
計算すると 800mg という事は0.8gですね!

いちいち量るのは面倒ですから、
乳液タイプなら、500円玉位の大きさの量
クリームタイプなら パール2粒の量です。

「顔がベタベタになっちゃう・・・」と思いましたね?

でも、これだけ使用してはじめて正しいSPF値を
発揮してくれるんです。
これからは この量で紫外線対策しましょう!

最近ではナノ化技術によって白浮きしにくい日焼け止めも
出ていますよ。

日焼け止めの塗り方とコツ

まず 顔の中心に6箇所 日焼け止めを同じ量のせます。
外側にやさしく伸ばしていきます。
塗り残しがないように伸ばしてくださいね。
手のひらを顔全体に包むようにあててなじませてください。

強く塗りこまず乗せていくような感じで塗って下さいね。
丁寧に塗ることでムラなくきれいに仕上がります。

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終わりに

1980年代前半より、世界の紫外線量は6~14%増加していると
報告されています。

将来の肌を考えながら、進化していく日焼け止めを使って
肌をやさしく紫外線から守りましょう。

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