夏に便秘になるやすいのはなぜだと思いますか?
実は夏には便秘になりやすい原因があるって知っていましたか?
普段便秘で悩んでいる方は特に夏場はとても辛いですよね。
今回は夏に便秘になるのはなぜなのか、便秘のむくみを解消する食べ物や
便秘解消に良いココアについて詳しくお伝えします。
目次
夏に便秘になりやすいのはなぜ?
夏になると便秘になりやすいと感じたことありませんか?
夏場には便秘になりやすい原因があるのです。
汗をかくことによる水分不足
夏場に便秘となる一番の原因とも言われているのが水分不足です。
夏場はとても暑く、体温調節をするために大量の汗をかきます。
汗を大量にかくことにより体の水分が失われていくのです。
水分補給をすればいいのですが、涼しい部屋にいる場合等は
喉が渇きにくく水分補給を怠ってしまう場合もありますよね。
また、水分不足となると便が固くなります。
固くなっている便は排出できず、たまっていってしまいます。
また、夏場は特に冷たいビールやアイスコーヒーが美味しいですね。
しかし、アルコールやカフェインには利尿作用があるため、
余計に水分を排出してしまうのです。
大量の汗や利尿作用のある飲み物により、
体の中の水分が失われてしまうのです。
そのため夏場は便秘となりやすいのです。
夏場には通常よりも1.5倍の汗をかくとも言われています。
なので他の時期よりも水分補給をしなくてはなりません。
1日の水分摂取量の目安は1日2リットルとされていますが、
夏場には汗により余分に水分が失われる為
2.5リットルを目安に摂取することを心掛ける様にしましょう。
意識的に摂取しなければ難しいとは思うので
常に水分補給ができるように
ペットボトルを持ち歩くようにすると良いでしょう。
なかなか水分を意識的に摂取するのは難しい為
朝起きたらコップ1杯の水分を摂取することがオススメです。
これにより腸も活発になるため便秘により効果がありますよ。
クーラーなどによる冷え
夏場は暑い為クーラーをつけますよね?
でも、実はクーラーも便秘となりやすい原因の一つなんですよ。
1日中クーラーの付いている部屋にいる方も多いかと思います。
常に冷えた空間にいると体、腸が冷えてしまいます。
体の冷えは血液の流れが悪くなり、
腸の運動まで停滞してしまうのです。
腸の運動が停滞することにより、便を押し出す力が弱まり、
老廃物、毒素が貯まっていってしまうのです。
そのため便秘となりやすいのです。
また、クーラー以外にも暑いと
冷たい飲み物を飲むことが多いかと思います。
冷たい飲み物は内臓まで冷やしてしまうのです。
内臓が冷えることにより、内臓機能が低下してしまい、
腸の働きも悪くなってしまうのです。
代謝も悪くなってしまい、
夏バテなどを引き起こしやすくなってしまうのです。
特に就寝時には体温が下がる為、日中の設定温度よりも
1~2度高く設定して寝る様にすると良いです。
また、就寝時には体を冷やさない為にも
腹巻きや靴下を履いて寝ると冷えにくいです。
日中はブランケットをかけておくと
冷えすぎの予防にもなります。
夏バテによる食欲不振
暑い時には冷たい麺類や冷たい飲み物、アイスクリームなど
食べる方が多くなるかと思います。
それにより、内臓の冷えや栄養の偏りが生じてしまいます。
栄養が偏ってしまうと疲れが取れずに夏バテになってしまうのです。
夏バテにより食欲がなくなりますよね。
食欲不振となると必要な栄養素が吸収できなくなってしまいます。
夏バテになると食事の量も減ってしまい、
腸の動きも鈍くなってしまうのです。
夏バテになると食べたくなくなる気持ちは分かりますが、
できるだけバランスの良い食事を心掛けてくださいね。
食事の時には水分も一緒に取り、
腸をしっかりと働かせましょうね。
便秘のむくみを解消する食べ物とは?
便秘により体がむくみがでることありますよね。
むくみを解消するには食生活を替えることが大切です。
そこでむくみを解消できる食べ物をご紹介します。
きゅうり
むくみ解消に効果がある食べ物として有名です。
カリウムが含まれており、
むくみの原因となる体内の水分の集まりや
老廃物を流してくれる作用があるんです。
また、きゅうりには水溶性食物繊維を多く含んでいます。
水溶性食物繊維は便を柔らかくするため、便秘解消効果もいいです。
また、塩分を吸収する効果もあり、むくみにも効果的なんですよ。
すいか
きゅうり同様、カリウム、水溶性食物繊維を多く含んでいます。
きゅうりと同じような働きをする食べ物です。
食欲の無い夏バテのときはきゅうりよりも食べやすいかと思います。
水分が多い為、水分補給にもなりますね。
納豆
納豆には多くのマグネシウムが含まれているんです。
マグネシウムには水分を腸内に吸収させて
便を柔らかくする効果があるんです。
また、便秘に効果のある食物繊維、オリゴ糖に含まれている為、
整腸効果を促してくれます。
便秘の時の飲み物はココアが良い?
ココアにはどんな効果があるの?
ココアって便秘解消に良い飲み物って知っていましたか?
ココアにはリグニンと言われる栄養素を含んでいます。
このリグニンは食物繊維の一種であり、善玉菌のエサとなり、
腸内環境を整えてくれる効果があるのです。
また、リグニンには便臭や腸内のガスの臭いを抑える効果もあるんです。
悪臭の原因であるガスを吸収して無臭のガスにしてくれるのです。
また、ココアには多くの食物繊維が含まれています。
ココアに含まれている水溶性食物繊維には便を柔らかくしてくれるんです。
便自体も滑らかになる為スムーズに排便を促すことができます。
便秘解消以外にも女性には嬉しい効果がたくさんあるんです。
ポリフェノールも含んでいる為、
老化の原因となる活性酵素を除去する効果もありますす。
血流が良くなり、肌の新陳代謝が促進され、
アンチエイジングや美肌にも良いんです。
また、その他にも冷え性、貧血にも効果があるんです。
ココアの香りにはリラックス効果もあります。
ストレスを和らげることもできますね。
便秘解消するための飲み方
ミルクココアなどの砂糖やミルクなどの多くの調味料が含まれているココアと
純ココアなどの調味料が少ないココアではリグニンやポリフェノールなどの
有効成分の含有量が違うんです。
より効果を得る為には純ココアを選ぶ様にしましょう。
オリゴ糖を加える
純ココアは砂糖やミルクが含まれていないため苦いですが、
オリゴ糖を加えることで飲みやすくなります。
また、オリゴ糖には善玉菌のエサとなり悪玉菌を減らしてくれ、
腸内環境を整えてくれます。
豆乳を入れて作る
ココアは牛乳やお湯に溶かして飲む方が多いかと思います。
牛乳やお湯の代わりに豆乳で作ることにより、
大豆に含まれている大豆イソフラボンも摂取でき、
美肌効果や老化防止効果もあります。
豆乳には食物繊維や天然オリゴ糖も含まれている為
より、高い便通改善効果が期待出来ますよ。
あたためて飲む
夏場はアイスの方が良いかもしれませんが、
便秘解消効果を高めるためには温めて飲みましょう。
アイスの場合には消化器系の臓器が冷やされてしまい、
動きが悪くなってしまいます。
また、朝は体温が下がっている為、温めて飲むことで体全体が温まります。
基礎代謝も上がり、腸も温められます。
飲むタイミング
リグニンをより吸収させるためには朝食前と夕食後がオススメです。
朝食前にはリグニンが吸収されやすくなっていて
より多くのリグニンを吸収し、腸内にある善玉菌の数を
増やすことができるのです。
多くても1日2杯程度にしておきましょうね。
純ココアの場合は自分で糖分を調節できますが、
ミルクココアの場合には調節ができません。
甘いため糖分がたくさん含まれています。
ココアを飲み過ぎると糖分の摂りすぎとなってしまい
血糖値が上昇してしまいます。
なのでココアの飲み過ぎには注意しましょうね。
まとめ
便秘で悩んでいる方は特に夏場は辛いですよね。
生活習慣を変えると便秘解消にもなるかと思います。
意識的に水分を取り、辛い便秘を解消させましょう。