蒸し蒸しと湿度の高い夏が過ぎると
今度は乾燥が強くなる季節。
そんな秋から春先にかけて、我が子の保育園でも
皮膚の弱い(であろう)お子さんはあちこちポリポリと掻いています。
そんな我が子も肌は弱い方なのですが、
毎年足を中心に、腕などのカサつきが酷いです。
そして友人の子の場合は、毎年目の周りが
乾燥でカサついたり、赤くなったりするそうです。
子供によって症状は様々。
今回は子供の目の周りの乾燥や赤みの原因や対策などを見ていきましょう~!
目の周りの乾燥はかゆくなるの?
まず目の周りの乾燥や赤みはなぜ起こるのか?ということですが、
これは季節やその人その人の個人差でいろいろな原因があるんですね~。
でも一般的な話で言うと、目の周りの皮膚は薄くて乾燥しやすいということ。
皮膚から水分が失われてカサカサになったところを、
掻いてしまうと赤くなるというわけです。
さて、目の周りの乾燥はかゆくなるのか?というところに戻ると、
目の周りがカサカサするのが気になってかいたりもありますし、
実際かゆくなることもあります。
ただ、かゆみがある場合は、単なる乾燥ではなくて、
アレルギーやアトピー性皮膚炎などの可能性もありますので
保湿をしても改善がみられない場合は、
かかりつけの小児科を受診してみてくださいね。
ゴシゴシかいてしまうけど視力に影響は?
気になるから、かゆいからといって掻いてしまうのは
何となくよくない気がしますよね。
目の周りを掻こうとして、眼球までゴシゴシ!
これをやってしまうと、眼球を傷つけてしまい眼病にかかったり、
視力の低下を引き起こしたり、ひどい時には出血してしまうこともあります。
子供があまりにもゴシゴシと目までこすって掻いているようなら、
病院での受診と目の周りの保湿から!ですね。
目の周りの乾燥対策
目の周りの乾燥対策は「保湿」!
病院で処方されるのはワセリンやヒルドイドという保湿剤が多いようです。
あまりに症状がひどい時は、程度に合わせてステロイド剤が出されることもあります。
ワセリンはちょっとベタベタとするので
お子さんの中には嫌がる子もいるかもしれませんね。
ヒルドイドはさらりとしたタイプなのですが、
これはよく「根気よく」というようなことも言われますので、
小まめに塗るタイプのものです。
お子さんに合うものを使ってくださいね。
市販のクリームなどで対策をしたい場合は、
刺激成分の入っていない、高保湿のクリームを選ぶとよいですよ。
まとめ
この時期は乾燥することでかゆくなるので
とにかく早めに保湿をしましょう!
お風呂上がりや顔を洗った後などは
忘れずに保湿剤をやさしくつけてあげてくださいね。
でも乾燥からくるかゆみか赤みかわからないときは、
自分で判断するよりもまずはお医者さんに診てもらって、適切な対策をしましょうね!