ごぼうの皮はむく又はむかないどっちなのか気になりますよね。
ごぼうは皮が茶色く、中が白いです。
そのため多くの方が皮を剥いて調理しているのではないでしょうか。
実は、皮を剥いてしまうことでごぼう独特な匂いや
風味が失われてしまうんですよ。
そこで今回はごぼうの皮はむく又はむかないどっち?
ごぼうの皮の成分、ごぼうの皮の剥き方について紹介します。
目次
ごぼうの皮はむく又はむかないどっち?
食物繊維など栄養効果の高い野菜の一つであるごぼう。
美容にも健康にも良い野菜ですね。
あなたはごぼうの皮を剥きますか?剥きませんか?
もしかすると下ごしらえのやり方によっては
ごぼうの本来の栄養や風味を失っているかもしれないのです。
皮が茶色く、中身が白色なので
皮をキレイに剥きたいと思う方もいるはずですね。
実はごぼうの皮はわずかな厚みしかないのです。
そのため、土付きごぼうの場合には
泥をたわしでこするだけで
皮は剥けてしまうのですよ。
栄養成分が失われる
皮を剥いてしまうことにより
クロロゲン酸というポリフェノールが
減ってしまうのです。
このクロロゲン酸はごぼうの色素成分であり、
ごぼうの皮の近くに含まれている成分なんです。
ポリフェノールは活性酸素から細胞を守る
抗酸化作用と脂肪燃焼作用のある物質なんです。
風味が失われる
ごぼうには独特の匂いや風味がありますよね。
この香り成分には酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、
アセトアルデヒドなどの物質が合わさっているんです。
その香りは皮の部分にあるため
皮を剥いてしまうことにより
ごぼうの匂いや風味が減ってしまうのです。
皮は剥かない方が良い
栄養面や風味などのことを考えると
ごぼうの皮は剥かない方が良いのです。
皮をピーラーで剥いている方は特に
栄養や風味を減らしてしまっているのです。
ごぼうの皮に含まれる成分は?
ごぼうの皮にはたくさんの栄養が含まれています。
ポリフェノール
ごぼうの皮にはたくさんのポリフェノールが含まれています。
ごぼうを水にさらすと水が茶色くなりますよね?
その茶色がポリフェノールなんです。
ポリフェノールには抗酸化作用があります。
動脈硬化や脳梗塞を防いでくれるのです。
病気予防にもいいのですね。
イヌリン
ごぼうは水溶性食物繊維が多い野菜の1つです。
イヌリンとは水溶性食物繊維で
皮や皮の近くに多く含まれているのです。
水溶性食物繊維は水に溶ける性質を持ち
腸内で水分に溶け込み、ゲル状となり
有害物質を吸着してくれ排出させてくれるのです。
血糖値の上昇を押させ、
コレステロールを吸着し体外へ出してくれる働きがあります。
そのため、糖尿病などの生活習慣病の予防にもなるんです。
リグニン
不溶性食物繊維であるリグニン。
不溶性食物繊維は水に溶けない性質を持っており
大腸で水分を吸収し便のかさを増やし
腸のぜん動運動を高めてくれます。
そのため、便と一緒に癌物質も排出してくれ
大腸がん予防にもなるんです。
ごぼうの皮の剥き方について
ごぼうの皮は剥かない方がいいということが分かりました。
しかし、皮が付いたまま調理すると
皮のごわつきなど気になる場合がありますね。
そのため、正しい皮むき方法をご紹介しますね。
たわしでこそげ取る
①ごぼうを水で洗います。
②たわしでごぼうの表面を軽くこすります。
③水でごぼうの表面を流します。
亀の子たわしと呼ばれる茶色いたわしを使用します。
包丁でこそげ取る
①ごぼうを水で洗います。
②包丁の背を使い、軽くこそぎ落とします。
③ごぼうを水で洗います。
多くの方は包丁を使用しているのかなと思います。
包丁をしようすると危ないという方には
あまりこの剥き方は向かないかと思います。
アルミホイルでこする
①アルミホイルを適当な大きさに切ります。
②アルミホイルをくしゃくしゃにし丸めボール状にします。
③ごぼうを水で洗います。
④アルミホイルでごぼうの表面を軽くこすります。
⑤水でごぼうの表面を流します。
アルミホイルを使用しているので
怪我をすることなく安全ですね。
お子さんと料理を作るときには
安全なのでいいかと思います。
スプーンでこそげ取る
①ごぼうを水で洗います。
④スプーンの淵でごぼうの表面を軽くこすります。
⑤水でごぼうの表面を流します。
スプーンならどのご家庭にも1つはあると思いますし、
お子さんでも簡単にできるかと思います。
また、アルミホイルよりとは違い
スプーンなら何度使用しても洗って使用出来るので
私はこの方法が一番お勧めです。
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まとめ
ごぼうの皮むきについて紹介させて頂きました。
ごぼうの皮は剥くというよりは
こそげ取ることで皮の栄養、匂い、風味なども
減らすことないんですね。
皮をこそげ落とす方法はいくつかあるので
自分に合った方法を見つけるといいかと思います。
是非参考にしてみて下さいね。