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御朱印さんぽ、調布七福神めぐり コースと所要時間のご紹介

2023年5月18日

調布七福神巡り

5月6日(土)に調布七福神を巡拝しました。

GWということもあり、混んでいることを予想しましたが、思ったほどではありませんでした。
でも、さすがに深大寺は混んでました。
参拝時間、御朱印をいただく時間を除けば約2時間半ですが、
深大寺でお蕎麦をいただいたり、植物園によったりなどをすると、1日コースになります。

御朱印をもらえる期間は、元日から1月7日までが一般的です。
ただし、各寺院によっては通年で御朱印を頒布しているところもあります。
詳細は各寺院へお問い合わせてくださいね。

実際、当日出発地点の仙川駅に9時集合で、ゆっくり歩いて西調布駅に着いたのは15時を回っていました。

ということで、ここでは私がいただいた御朱印や巡ったコースの時間などを紹介したいと思います。
七福神の御朱印は調布市の観光協会で毎年1月1日~7日の間に↓こんな感じでイベントを実施しています。
以下URLから確認してみてください。
調布観光ナビ

総距離約12kmの行程を徒歩でめぐる新年の縁起行事。調布の七福神をめぐりながら,市内の観光スポットも楽しむことができます。
日頃の運動不足も兼ね,ご家族・ご友人と一緒に参加してみてはいかがでしょうか。

七福神とは?

七福神のご利益は、不老長寿、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全など、所願成就のご利益があるとされています。
また、七福神はそれぞれに特別なご利益を持っています。
例えば、恵比寿は商売繁盛や大魚守護の神様、弁才天は恋愛成就や学徳成就の神様、毘沙門天は武道成就や夫婦和合の神様などです。
七福神を参拝することで、「七難即滅七福即生」のご利益があるといわれ、「七つの災難がたちまち消滅し、七つの福徳が生ずる」といわれています.

七福神は日本独自の信仰として発展し、宝船に乗って福徳を授けに来るという信仰があります。

七福神宝船

七福神宝船

東京の七福神は区ごとにたくさんの七福神めぐりコースがあります。

七福神の見分け方は?特徴は?

七福神はそれぞれが特徴的な姿や持ち物をしているので、それに注目すると見分けやすくなります。

恵比寿(えびす):大漁や商売繁盛の神様。釣り竿や鯛を持っている 恵比寿(えびす):大漁や商売繁盛の神様。釣り竿や鯛を持っている
大黒天(だいこくてん):五穀豊穣や財宝の神様。かまどや袋を持っている 大黒天(だいこくてん):五穀豊穣や財宝の神様。かまどや袋を持っている
毘沙門天(びしゃもんてん):武運や勝負運の神様。宝塔や槍を持っている 毘沙門天(びしゃもんてん):武運や勝負運の神様。宝塔や槍を持っている
弁財天(べんざいてん):芸術や音楽の神様。琵琶や弦楽器を持っている 弁財天(べんざいてん):芸術や音楽の神様。琵琶や弦楽器を持っている
布袋尊(ほていそん):笑顔や幸福の神様。大きな袋や扇子を持っている 布袋尊(ほていそん):笑顔や幸福の神様。大きな袋や扇子を持っている
福禄寿(ふくろくじゅ):富や長寿の神様。杖や鶴を持っている 福禄寿(ふくろくじゅ):富や長寿の神様。杖や鶴を持っている
寿老人(じゅろうじん):知恵や健康の神様。杖や亀を持っている 寿老人(じゅろうじん):知恵や健康の神様。杖や亀を持っている

福神はそれぞれに異なるご利益がありますが、一緒に祀られることでさらにパワーアップすると言われています。
そして、これらの特徴を覚えておくと、七福神の見分け方がわかるようになりますね。

七福神めぐりのお作法について

七福神めぐりのお作法は、以下のような点に注意すると良いでしょう。

  • 七福神めぐりは、一般的には元日から7日までの松の内に行うものとされていますが、明確な決まりはありません。
    無理のないスケジュールでお出かけください。
  • 七福神めぐりの順番は、特に決まっていませんが、各寺社の開門時間や御朱印の受付時間を確認しておくとスムーズです。
  • 七福神めぐりには、専用の色紙や御朱印帳が用意されている場合があります。
    それらを受ける場合は、最初の寺社で色紙や御朱印帳本体と7か寺分の納経料を一括で支払うことが多いようです。
  • 七福神めぐりでは、各寺社のご本尊やご祭神にもお参りすることを忘れないようにしましょう。
    また、七福神以外の御朱印を受ける場合は、別途御朱印料をお納めください。
  • 七福神めぐりでは、歩きながら飲食したり、ゴミを捨てたりしないようにしましょう。
    また、混雑する場合は、他の参拝者に配慮して列に並んだり、声を控えたりしましょう。

調布七福神 コースと所要時間

調布七福神巡りコースは以下URLからグーグルマップでコースが確認できます。
是非ご利用ください。

調布七福神コース

 

調布七福神集合仙川

調布七福神巡りは、甲州街道や京王線周辺の七寺院から構成されており、距離が長くなあります。
そのため、今回もそうですが歩きながら回る場合は、時間的にも体力的にも十分に余裕を持ってお出かけくださいね。

また、歩きながら回る場合は、各寺社の開門時間や御朱印の受付時間にも注意してください 。
深大寺は午前9時から午後5時まで、西光寺は午前9時から午後4時まで、他の寺院は午前9時から午後5時までです。
御朱印の受付時間は各寺社によって異なりますが、一般的には午前9時から午後4時までです。

以上が、調布七福神巡りを歩いて回る場合の注意点です。

歩行時間 約2時間26分
歩行距離 約11.5Km
≪コース≫
出発
① 仙川駅
↓・210m3分
② 昌翁寺 (寿老人)
↓・1.9Km 23分

③ 明照院 (弁財天)
↓・1.4Km 18分
④ 京王線つつじが丘北千住駅
↓・2.9Km 37分
※バスも利用できます
 北口丘21循環 深大寺小学校行き
 11駅18分 220円
⑤ 深大寺 (毘沙門天)
↓・1.2Km 15分

⑥ 祇園寺 (福禄寿)
↓・1.0Km 13分
⑦ 常性寺 (布袋尊)
↓・800m 10分

⑧ 大正寺 (恵比寿神)
↓・1.6Km 20分

⑨ 西光寺 (大黒天)
↓・130m 2

⑩ 西調布駅

ちなみに「調布市観光協会」主催の調布七福神巡りは、私が回った逆のコースになります
以下参照
≪コース≫
① 西光寺(大黒天)

② 大正寺(恵比寿神)

③ 常性寺(布袋尊)

④ 祇園寺(福禄寿)

⑤ 深大寺(毘沙門天・昼食休憩)

⑥ 明照院(弁財天)

⑦ 昌翁寺(寿老人)

1,昌翁寺 しょうおうじ(寿老人)

寿老人(じゅろうじん):知恵や健康の神様。杖や亀を持っている 3973昌翁寺

昌翁寺は、東京都調布市仙川町にある天台宗の寺院です。
慶長年間(1596~1615)に、今川義元の遺臣である飯高氏が開基したと伝えられます。
本堂にはご本尊である阿弥陀如来、観世音菩薩、不動尊、閻魔大王、そして
調布七福神の一つで、寿老人を祀っています。

所在地  〒182-0002東京都調布市仙川町3丁目7-1

2、明照院 みょうしょういん(弁財天)

弁財天(べんざいてん):芸術や音楽の神様。琵琶や弦楽器を持っている 明昭院 明昭院2 明昭院3

明照院は、東京都調布市入間町にある天台宗の寺院です。
足利政氏の四男足利義舜がこの地に移住した後、家臣が追福のために創建したと言われています。
明治時代には、当寺が宮原学校(海上尋常小学校の前身)に供用されていました。
調布七福神の一つで、弁財天を祀っています。
明照院の弁財天は、千手千顔菩薩と閻魔十王と宇賀神という珍しい三尊像の中央に安置されています。

所在地 〒182-0004東京都調布市入間町2丁目19-12

3、深大寺 じんだいじ(毘沙門天)

毘沙門天(びしゃもんてん):武運や勝負運の神様。宝塔や槍を持っている 深大寺御朱印 深大寺御朱印 深大寺大黒天、恵比寿尊 深大寺深水庵そば

深大寺は、東京都調布市にある天台宗の寺院です。
そして多くの見どころがあります。例えば、

  • 釈迦堂:東日本最古の国宝仏である釈迦如来像、白鳳仏が安置されています
  • 深大寺そば:参道沿いには約20軒のそば屋が並び、手打ちそばを楽しむことができます
  • 深沙堂:縁結びの神様として知られる弁財天が祀られています
  • 延命観音:病気平癒や長寿の祈願にご利益があるとされる観音像があります
  • 大黒さんと恵比須さん:商売繁盛や家内安全の神様として信仰されています
  • 元祖おみくじ:日本で最初に作られたと言われるおみくじがあります

他にも、深大寺の近くには東京都立神代植物公園があり、四季折々の花や植物を見ることができます。
自然豊かな散歩コースや周辺のカフェやスイーツ店など、楽しめるスポットがたくさんありますよ。

所在地 〒182-0004東京都調布市深大寺元町5丁目15-1

深大寺については、別ページでもっと詳しく紹介したいと思います(^^♪

4、祇園寺 ぎおんじ(福禄寿)

福禄寿(ふくろくじゅ):富や長寿の神様。杖や鶴を持っている 祇園寺 御朱印

深大寺と同じ満功上人(まんくうしょうにん)によって天平年間(729~749)に創建したと伝えられています。
調布市にある祇園寺は、天台宗の寺院で、関東九十一薬師霊場の10番札所、関東百八地蔵霊場の101番札所、調布七福神の福禄寿を祀っています。
鉄造僧形八幡神坐像や温井氏の墓所などの文化財があります。
坐禅体験や断熱に関するセミナーなども行われています。

≪座禅の開催時間≫
毎日 11:00・13:00・15:00
三部開催 要予約
電話番号 042-484-0811
料金 8,140円〜

所在地 〒182-0016東京都調布市佐須町2丁目18-1

 

5、常性寺 じょうしょうじ(布袋尊)

布袋尊(ほていそん):笑顔や幸福の神様。大きな袋や扇子を持っている 常性寺薬師如来御朱印 常性寺御朱印 成田山調布不動尊 常性寺布袋尊

常性寺布袋尊

常性寺は、調布市国領町にある真言宗豊山派の寺院で、関東八十八ヶ所霊場の第六番札所です。
この寺院は、鎌倉時代に多摩川沿いに創建され、慶長年間に現在地に移転しました。
成田山新勝寺から勧請した不動明王を中心に、五大明王を祀っています。
厄除けや方位除け、水子供養などのご祈願も受け付けています。

境内の庭園に福々しい笑顔の黒い布袋尊が安置されています。

所在地 〒182-0016東京都調布市国領町1丁目2-8

6、大正寺 たいしょうじ(恵比寿神)

恵比寿(えびす):大漁や商売繁盛の神様。釣り竿や鯛を持っている調布大正寺

この寺院は、1915年(大正4年)に上布田の栄法寺、小島の不動院、下布田の宝性寺の三寺が合併して創建されました。
調布駅に向かう天神通りにある商店街に設置された「ゲゲゲの鬼太郎」の像も見に行ってもいいですね。
「浄声庵(じょうせいあん)」と名づけられた本格的な茶室があります。
浄声庵は、調布市の大正寺にある本格的な茶室です。
この茶室は、大正寺の境内にあり、老樹名木に囲まれています。
浄声とは、仏教用語で、仏の声や真理の声を意味します。

所在地 〒182-0021東京都調布市調布ケ丘1丁目22-1

7、西光寺 さいこうじ(大黒天)

大黒天(だいこくてん):五穀豊穣や財宝の神様。かまどや袋を持っている西光寺近藤功像

西光寺は、東京都調布市の、京王線の西調布駅より北へ徒歩3分に位置する天台宗の寺院。
室町時代の応永2年(1396年)頃の創建と推測される。
当初は聖天坊という修験寺だったが、寛永年間(1624-1645年)に天台宗に改めた。
参道上には江戸期建立の表門と仁王門が並ぶ。
旗本の長谷川氏が元禄11(1698)年に寄進した観音三十三身像は市指定有形文化財です。
門前には近藤勇の座像があります。

所在地 〒182-0035東京都調布市上石原1丁目28-3

調布七福神と鬼太郎の関係って?鬼太郎ロードがある場所は?

調布七福神の一つである祇園寺は、水木しげるさん作の「ゲゲゲの鬼太郎」では、本堂の縁の下が妖怪の集会場として登場しています。
調布七福神の一つである明照院は、水木しげるさんが「ゲゲゲの鬼太郎」を描く際に、参考にした寺院だと言われています。
調布七福神の一つである深大寺は、水木しげるさんが「ゲゲゲの鬼太郎」を描く際に、よく訪れた寺院だと言われています。
また、深大寺には「鬼太郎ひろば」という水木しげるさんの記念碑があります。

調布に鬼太郎ロードというのがあります。
布田天神社の表参道にある天神通り商店街が通称「鬼太郎ロード」と呼ばれています。
鬼太郎ロードには、鬼太郎や妖怪たちのモニュメントがたくさん置かれています。
鬼太郎の作者である水木しげる先生は、調布市に50年以上も住んでいたそうです(^^♪


 

終わりに

ストレスの多い現実を離れて、癒やしを求める気持ちに合っていると御朱印を頂く方が増えています。
御朱印は墨色と朱色の色合いが美しく、筆づかいや押し印のデザイン性などからアートとして楽しむ事も出来ますね。

調布七福神は、甲州街道や京王線周辺の七寺院から構成される七福神めぐりです。
各寺院には、寿老人、弁財天、毘沙門天、福禄寿、布袋尊、恵比寿神、大黒天の像や絵が安置されています。

御朱印をもらえる期間は、元日から1月7日までが一般的です。
ただし、各寺院によっては通年で御朱印を頒布しているところもあります。
詳細は各寺院へお問い合わせください。

調布七福神めぐりには専用の納経帳もあります。
この納経帳には七福神の縁起や各札所の紹介などが掲載されています。
最終ページに巡拝結縁日を記すようになっており、7回巡拝すると大願成就するそうです。

調布七福神めぐりは、武蔵野の自然や歴史を感じながら、幸せを招く神様にお参りできる素敵な巡礼です。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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