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トマトの苗の植え方育て方 プランター&ベランダ 害虫対処法も!

2016年3月13日

トマトの苗の植え方育て方 プランター&ベランダ 害虫対処法も!

我が家では5月になるとトマトの植え付けをします。
食べる寸前に収穫することが出来るので楽しみが増えますよ。
たくさんの品種がありますが、私はミニトマトの苗を選びました。
実のつきもよく育てやすいし、強い野菜です。
家庭菜園に興味のある方はミニトマトからはじめてみませんか?

今回はトマトをプランターで栽培する方法ベランダでの育て方や害虫対策もご紹介します。

トマトの苗の植え方育て方 プランターで栽培する方法

まずはじめにプランターを用意します。
深さ30cm 幅70cmくらいがいいと思います。
丸型プランターで 直径30cm 深さ30cmもおすすめです。
ミニトマトは小さいですが根を深く張ります。

苗の選び方

  • 色艶がよく青々していて、茎が太いものを選びます。
  • 害虫に被害にあっていない苗を選びましょう。
  • 次に土が必要ですね。
    土は肥料入りのもので大丈夫です。
    値段が高い土もありますが、トマトの味が良くなるわけではありません。味は肥料と水で決まります!
    底石も根腐れを防ぎますので、一般的な赤玉をご購入ください。
  • 苗が大きく育った時に支柱が必要になります。
    始めに用意しておきましょう。
    トマトの幹が倒れないように支柱を立てます。
    トマトは大きくなると1メートルから2メートルになります。
    支柱も同じぐらいの長さを用意して下さいね。
    トマトの苗が大きくなったら立てた支柱と茎をゆるくひもで結びます。
  • 肥料の選び方ですが、有機肥料 化成肥料 有機化成肥料とありますが、有機肥料をおすすめします。
    簡単にトマトの肥料と販売しているのもありますので
    トマトの肥料もおすすめです。

必要な準備が出来たらトマトの苗を植え付けていきましょう。

プランターの底から5cmくらい底石をいれます。
次に土をいれます。
幅20cm 深さ30cmぐらいを目安にトマトの苗を植えていきます。
苗を取り出すときに根の土を少し落として、なるべく根をくずさないようにやや浅めに植えてください。
ぐらつかないようにして土を寄せておさえます。

次の苗を植えるときには約30cmの間隔をあけてくださいね。

トマトの苗の植え付けが終わったら たっぷりの水をあげてください
プランターの底から水が出るくらいです。
その後の水やりですが毎日やってはいけません
トマトは乾燥に強いですから土がかなり乾いてから水をあげてください
根がいつもぬれた状態で乾くひまがないと根が腐って下葉が枯れてしまいます。
下葉が枯れた場合は水のあげすぎです。
水やりですが、必ず根元にあげましょう。
土を乾燥させることによって 根が大きく育ち、乾燥や病気に強く、
甘くおいしいトマトに育ちます。

肥料をやる時期は?

つぼみが黄色くなってきたときに 1回目の肥料をやります。

追肥(ついひ)といって肥料をたす作業があります。
目安は3週間に1度です。
苗の元から20cmくらい離して肥料をやります。
やりすぎても育ちが良くなるわけではないので注意してください。
わき芽をこまめに取ってあげます。

トマトの茎と枝の間に生えてくる枝の事で指で折ってとります。
わかりにくい場合は大きな葉の下を見れば小さく生えてきているので見つけやすいですよ。

わき芽をほっておくと 風通しが悪くなり全体に栄養が行き渡りにくくなります。

トマトの実がつきにくくなります。
早い目に摘んでいきましょう。

摘心をしてください。
摘心(てきしん)は、トマトの苗が大きく育ち先端のつるが長くなります。
そのつる先端を剪定することです。

つるの先端を剪定する事で 無駄な栄養を先端まで使わなくなり、栄養がトマトの実にいくようになり大きく育てます。

支柱の先端までつるが伸びたら先端を摘んで摘芯してください。

収穫の時期

花が咲いて約1ヶ月くらいで トマトの実がなります。
赤くなればいよいよ収穫ですね。

次の章ではベランダでトマトを栽培する方法ご紹介します。

トマトの育て方 ベランダで栽培する方法

マンションの高層階では強い風をうける事があります。
風よけ対策が必要です。
強い風が当たらない場所を選ぶ事が大切です。

エアコンの室外機のそばは、風で苗が枯れてしまいますので気をつけましょう。

トマト栽培には風通しも大事です。風通しが悪いと害虫や病気の原因になります。

ベランダでトマトを栽培するときには、1日中太陽があたる場所にプランターを置いてください。
東から南向きで朝から日があたる場所が良いです。
ベランダの床がコンクリートの場合 真夏には高温になって根が腐る事もあります。

プランターの下にレンガやすのこを敷いてで対策をしましょう。
水やりは 朝トマトの苗がしおれかかっていたら水をやりましょう。
お昼には気温が上がるためプランターの内部の温度が上昇してしまい、根を痛めて生育が悪くなってしまうからです。

真夏は様子をみて夕方にも1回水やりをしましょう。

枯れない水やりのコツは、日課のように水やりをしない事です。
自然の雨は心配ないですが、プランターに水がたまる場合は、トマトの実が割れてしまう心配があるので、雨よけが必要な場合も
あります。

私は雨が降りそうな日は 熟したトマトを先に収穫しておくか、
プランターを移動させています。

トマトの苗に害虫がついた場合の対処法

大切に育てていても ときには害虫にやられる事もあります。
害虫から守るために対策が必要です。

トマト栽培では窒素分が多い肥料をたくさん使用すると 、葉が増えすぎて風通しや日当たりが悪くなり、 害虫が媒介して病気を運んできます。
ほとんどの病気は湿気を好みます。
水やりのときは葉の上から水をかけないようにします。
葉の裏に水がたまり湿気がたまってしまうので害虫の住処となります。

害虫がついた葉や茎はすぐに摘みとりましょう。
他の葉や茎に病気が移らないように早い目に対処していきましょう。

代表的なのは アブラムシですが葉や茎について汁を吸い弱らせていきます。
アブラムシには水と牛乳を1:1でまぜてスプレーして退治する方法があります。
天気の良い日にスプレーをして良く乾かします。
牛乳が乾いた時に窒息死します。
散布した後は 水で流しましょう。

また見つけたらすぐに粘着テープでこまめに取っていく方法もあるのでお試しください。
アブラムシはきらきらした物がきらいです。
根元にアルミホイルやシルバーポリフィルムを敷いて対策をしてください。

無農薬栽培で殺虫剤は使いたくないという時はでんぷん成分から出来ているスプレーもあります。
粘着性で退治するので安心です。
アブラムシを退治しないでおくと数がだんだん増えます。
最後にはアブラムシのでる甘露で葉がベトベトになり、
アリを呼び寄せるため てんとう虫などの益虫を遠ざけてしまいます。

アブラムシの一番の害は病気を運んでくる事です。

農薬を使いたくないという方もいると思いますが、生育の初めの時期や収穫前の薬剤使用は決められた量と回数を守れば人体に影響は
ほとんどありません。
日ごろから気をつけて作物を見ていれば早期発見ができます。
葉に害虫がついていたら思い切って葉を切り取ってしまいましょう。
まずは、日当たりや風通しに気をつけて 健康なトマトに育つよう環境作り
に励みましょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
トマトは実に水をためる性質があります。
水をやりすぎると水っぽいトマトになってしまいます。
水やりと肥料 そして日当たり風通しに注意して
おいしいトマト作りに挑戦してみてくださいね。

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